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外国語学習のモチベーションを保つ方法 「言語の上達が感じられない時」は「もっと前の自分」と比較する!

外国語は短期間で全てマスターできるものではありません。 また、大人になってからの外国語を学ぶ場合、 どこまで上達しても「幼少期から母語として使いこなしているネイティブ」にはかなわないため、 外国語学習・上達には、終わりが無いといえます。 それで、学習のモチベーションを保つのが挑戦となります。

何事も「上達が体感できる時期」はモチベーションが高いものです。 努力しただけ上達する時期です。 しかし「上達が感じられない時期」は、どうしてもモチベーションが下がり、 だらけたり、学ぶ意欲を失ったりしがちです。 その言語が生活のためにどうしても必要というわけではない場合、学習をやめてしまうかもしれません。

そして、「上達が感じられない時期」というのは必ずやってきます。 これが高原現象です。 では、そのしくみを調べ、モチベーションを保つための方法を調べましょう。

高原現象(プラトー) とは?

高原現象は、以下のように説明されます。

技能は練習を重ねるごとに上達する。しかし練習量とその結果であるパフォーマンス(遂行)は必ずしも単純比例ではない。いくら練習をしてもまったくパフォーマンスが上がらない段階というのはよく見受けられる。このような段階の状態のことを高原状態という。通常、高原状態を抜けると再びパフォーマンスが上がるようになる。

高原現象(プラトー)(こうげんげんしょう)とは - コトバンク

国語学習に限らず、学習理論によると、上達は直線的(努力しただけに上達する)ではなく、階段状です。 つまり、

  • 努力しただけ上達が感じられる時期
  • 努力しても上達が感じられない時期

があります。この2つめ「努力しても上達が感じられない時期」を、高原現象(プラトー) と呼びます。

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この時期にモチベーションを保つのことができれば、その後「努力しただけ上達が感じられる時期」に入ることができます。

高原期にモチベーションを保つには

高原期に「少し前の自分」と比べるなら、どうなるでしょうか。

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上達が感じられないため落胆しがちです。 では、どうすればいいのでしょうか。

「少し前の自分」ではなく、「もっと前の自分」と比べるのです。 つまり、「数カ月前と比べてどれくらい上達したか」を考えます。

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そうすると、上達が感じられ、モチベーションが上がります。

まとめ

言語の上達が感じられない時(高原期)は、「先週と比べても何も変わっていないかもしれないけれど、3ヶ月前と比べたら確かに上達してる」と いう風に考えます。

そうすれば、高原期を抜けて、また上達が感じられるようになるでしょう。