作業用手袋の「東和コーポレーション」バングラデシュ工場稼働開始
日本の作業用手袋メーカー、東和コーポレーションのバングラデシュ工場が、稼働開始しました。
日系企業のバングラデシュ進出
バングラデシュの豊富な労働力と低いコストゆえに、多くの日系企業がバングラデシュに進出しています。
アパレル企業の進出が著しく、現地の雇用創出の大きな部分を担っています。 日系企業としては、UNIQLOが現地工場・現地販売をしているのが有名です。
田舎の農家は、その年の収入が天候や市場に大きく依存します。自然災害により、投資した金額の大部分が失われることもあります。
しかし、工場で働けば現金で給料が得られます。 外国企業の現地雇用により、田舎にいても現金収入を得ることができるようになっているのです。
現金があれば、冷蔵庫やバイクを購入でき、子どもに教育を受けさせることができ、人々の生活水準は格段に上がります。
東和コーポレーション
作業用の手袋を専門に製造している日本企業です。
バングラデシュ工場稼働開始
バングラデシュ西部、イシュワルディの輸出加工区(EPZ、Export Processing Zone)に工場が設立され、2015年9月1日より日本向け製品の製造を開始、9月21日に初出荷されたそうです。
現在 EPZはバングラデシュ国内に8ヶ所あり、輸出用品目製造のための特区として、税制や各種サービス面での優遇があります。
日系企業の製品は品質が高いことで有名です。 こうした企業の進出・活躍により、高品質の製品を低い生産コストで供給し、また現地雇用が産まれるのは、良いことですね。