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バングラデシュで海外安全情報のレベル引き上げ!全域で「レベル2: 不要不急の渡航は止めてください」

10月4日、日本の外務省は、邦人殺害を受けて、バングラデシュの海外安全情報を発出しました。

これまでは、

  • チッタゴン丘陵地帯: 「レベル2: 不要不急の渡航は止めてください。」
  • それ以外の全域: 「レベル1: 十分注意してください。」

でしたが、今回、

  • チッタゴン丘陵地帯: 「レベル2: 不要不急の渡航は止めてください。」
  • それ以外の全域: 「レベル2: 不要不急の渡航は止めてください。」(引き上げ)

となり、バングラデシュ全域がレベル2となりました。

海外安全情報とは

外務省が出す、海外安全情報には、以下の5段階があります。

  • なし
  • 「レベル1: 十分注意してください。」
  • 「レベル2: 不要不急の渡航は止めてください。」
  • 「レベル3: 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
  • 「レベル4: 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%83%85%E5%A0%B1

バングラデシュへの渡航について

現在バングラデシュへの渡航を計画している方は、延期をお勧めします。

とりわけ空港周辺、ホテル、その他外国人が集まる場所は、標的にされやすく危険です。 十分にご注意ください。

チッタゴン丘陵地帯はなぜ前からレベル2だったの?

チッタゴン丘陵地帯には、バングラデシュと国境を接するミャンマー系の少数民族が住んでおり、 ベンガル人との土地問題で度々衝突が起きています。

また、バングラデシュ政府はチッタゴン丘陵地帯への外国人の立ち入りを制限しており、 観光目的であっても許可証の取得が必要です。 各所に検問があり、軍が外国人に許可証の提示を求めています。

許可証自体はパスポートのコピーを渡せば手に入るのですが、 トラブルに巻き込まれる可能性もあるので、十分に注意が必要です。